SMART TPM ME
諏訪赤十字病院様 ME機器点検管理システムSMART TPM MEの活用
諏訪赤十字病院 様
長野県の南信地域、特に諏訪二次医療圏の基幹病院として、がん、循環器病などの高度医療、24時間体制の救急医療を柱に診療を行う。
諏訪湖畔に臨む絶景の立地で、四季の自然が移りゆく、美しい環境に囲まれた455床の中核病院。平成28年より手術ロボット「ダ・ヴィンチ」を導入し、前立腺がんに対する手術を開始、平成30年4月より肺がん、縦隔腫瘍に対するダ・ヴィンチ手術にも本格的に取り組んでいる。
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「信頼され、心のふれあう医療」の実践を理念とする諏訪赤十字病院では、質の高い安全な医療を提供するため、かねてより職員のリスク感性を高め、医療安全に対する意識向上を目的とする独自の取り組みを行ってきた。入院患者には「安全に医療を受けるための10箇条」を提示、患者にも医療安全への協力を求めるとともに「安全」の下支えとなる「安心」感を高め、患者との信頼関係を築いている。
2009年度からは医療安全標語を職員から募集、優秀作品にはイラストを添えて翌年度の「医療安全:標語カレンダー」を作成各部署に掲示して医療安全の啓発を行ってきた。現在は「標語」を五・七・五の「医療安全川柳」に転換。来院された方や病院スタッフによる選抜作品への投票も行われるなど、職員のみならず、患者、地域も一体となった安全への意識向上、医療安全文化の醸成に取り組み続けている。
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「信頼され、心のふれあう医療」の実践を理念とする諏訪赤十字病院では、質の高い安全な医療を提供するため、かねてより職員のリスク感性を高め、医療安全に対する意識向上を目的とする独自の取り組みを行ってきた。入院患者には「安全に医療を受けるための10箇条」を提示、患者にも医療安全への協力を求めるとともに「安全」の下支えとなる「安心」感を高め、患者との信頼関係を築いている。
ME機器点検管理システムSMART TPM MEの活用
臨床工学技術課 第一臨床工学技術課長 宮川宣之様コメント
「市販のタブレットPCを使い、院内のどこにいても医療機器の情報参照や点検入力が行えるようになった、大変ありがたい。」と話すのは、臨床工学技術課(MEセンター)第一臨床工学技術課長の宮川伸行氏。
諏訪赤十字病院では25名の臨床工学技士が3,000台に及ぶ医療機器の保守管理、生命維持管理装置の操作を行い、チーム医療に貢献している。
2015年に(株)テクニカルイン長野のME機器点検管理システム【SMART TPM ME】を導入。ますます増大、多様化する医療機器の安全確保と有効性の維持管理を行うためシステム活用している。 当初は病院内で作成したデータベースを用いて管理していたが、機器の増加やそれに伴う修理・点検結果情報を確実に保存するのに限界を感じ、加えて院内スタッフだけではシステムの継続的なメンテナンスが困難になったことから市販の専用システムを導入することになったという。 宮川氏は「医療機器を常に安全な状態に維持管理するためのシステムは重要性の高いものだが、直接的に採算がとれるものではないため、予算取りが厳しい。」と話す。同病院ではすでにインシデント管理システム【Smart Risk Manager】が稼働していたため、同一サーバーでシステム共存ができる【SMART TPM ME】の採用によって予算のハードルを大きく抑えることができたという。 また、院内ネットワークに接続されている全てのPCで閲覧・操作ができる「ライセンスフリー版」であったことも採用の決め手になったという。
以前は他社システムを導入運用したが、専用端末の起動が遅い、メンテナンスコストが高いといった課題が多かったようだ。宮川氏は「SMART TPM MEの導入によってシステム起動も早くなり、機器の点検・実績データの二次活用に必要なExcel出力を行える機能画面が多いので、とても利便性が上がった。」と評価する一方、「点検項目、機器検索、貸出/返却などの各機能において不便な部分があるので、今後のシステム改良に期待したい。」と話す。 安全な医療機器を提供する担い手として、医療安全に寄与するシステム面への期待も大きい。
諏訪赤十字病院では25名の臨床工学技士が3,000台に及ぶ医療機器の保守管理、生命維持管理装置の操作を行い、チーム医療に貢献している。
2015年に(株)テクニカルイン長野のME機器点検管理システム【SMART TPM ME】を導入。ますます増大、多様化する医療機器の安全確保と有効性の維持管理を行うためシステム活用している。 当初は病院内で作成したデータベースを用いて管理していたが、機器の増加やそれに伴う修理・点検結果情報を確実に保存するのに限界を感じ、加えて院内スタッフだけではシステムの継続的なメンテナンスが困難になったことから市販の専用システムを導入することになったという。 宮川氏は「医療機器を常に安全な状態に維持管理するためのシステムは重要性の高いものだが、直接的に採算がとれるものではないため、予算取りが厳しい。」と話す。同病院ではすでにインシデント管理システム【Smart Risk Manager】が稼働していたため、同一サーバーでシステム共存ができる【SMART TPM ME】の採用によって予算のハードルを大きく抑えることができたという。 また、院内ネットワークに接続されている全てのPCで閲覧・操作ができる「ライセンスフリー版」であったことも採用の決め手になったという。
以前は他社システムを導入運用したが、専用端末の起動が遅い、メンテナンスコストが高いといった課題が多かったようだ。宮川氏は「SMART TPM MEの導入によってシステム起動も早くなり、機器の点検・実績データの二次活用に必要なExcel出力を行える機能画面が多いので、とても利便性が上がった。」と評価する一方、「点検項目、機器検索、貸出/返却などの各機能において不便な部分があるので、今後のシステム改良に期待したい。」と話す。 安全な医療機器を提供する担い手として、医療安全に寄与するシステム面への期待も大きい。
お客様プロフィール
所在地 | 〒392-0027 長野県諏訪市湖岸通り5-11-50 |
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開設年月 | 大正12年1月 |
病床数 | 455床(一般425床/精神30床) |
URL | http://www.suwa.jrc.or.jp/ |